ヤフオク出品、あなたはタダ働きしているかもしれない。
2015/12/09
もう半年くらい前の話になりますが、ヤフオクで落札金額に対してやたらとシステム利用料のかかっている月がありました。
そんなに出品してないのにおかしいなぁ?
と明細を見てみたら…

なんじゃこりゃ~。
50円で落札された商品の手数料が50円?
どういうこと?
ヤフオクの落札時手数料は、2015年2月16日から最低54円(消費税込み)に変更されていたのです。

よく1円出品などしている人を見かけますが、
1円の出品に対し54円の手数料がかかるので、
実際は53円の赤字です。
梱包材などの料金もかかってきますから、お金を払って作業していることになってしまいます。
どうしてこういう取り決めがつくられたのでしょう。
理由のひとつとして考えられるのが
システム利用料逃れの取り締まり。
今までは例えば
商品を1円で出品して送料を1000円にする、
という出品が許されていました。
送料にはシステム利用料がかからないので、出品者は1001円をまるごと懐に入れられたわけです。
今は実費以上の送料を請求することは禁止されています。
もしも送料を多く徴収した場合、アカウント停止のおそれもあるので気をつけましょう。
出品にあたっての禁止事項
以下の料金以外の料金(システム利用料、消費税、梱包料、手数料、その他等の名目を問いません)を落札者に求めること
(1) 落札代金
(2) 送料
(3) 返品・交換する際の送料および返金手数料
(4) 不動産および二輪を含む自動車車体のみ、取得にかかる諸費用および税などの法定費用
落札代金以外の上記の料金は、商品説明に明記してください。
ヤフオクヘルプより引用
でももう安くてもいいからお金に変えたい!
という場合もあるわけで。
そういうときはどうすればいいのでしょう。
ひとつは特定のカテゴリで出品すること。
以下のカテゴリについては、送料負担が落札者、999円以下のオークションの場合も落札価格の5.40%(税込)になります。

もうひとつは送料込みで出品すること。
送料を出品者負担にすれば1000円未満の落札に対しても手数料は5.4%です。
ちなみに50円出品していた商品が何かというと
「妖怪メダル」。
子どもと一緒に集めていたら、けっこうダブりがでるんです。
ダブったぶんはヤフオクに出品、複数購入してもらって同梱することでお得感を出す狙いだったんですが、結果的にタダ働きになっちゃいました。
というわけで、今回は
Yahoo!からのお知らせはチェックしておかないと痛い目をみる
というお話でした。